鹿児島最後の旅では、
霧島神宮(きりしまじんぐう)へと寄ってみました。
15時を過ぎて、だいぶ薄暗くなってきました。
駆け足で向かいました。
・・・といっても、JR霧島神宮駅を出たら、移動は1時間に1~2本のバスで向かうのです。
タクシーもありますが、なにぶん貧乏ひとり旅なので、ほとんどの移動手段はバスか徒歩にしてしまいます。

霧島神宮駅です。
鳥居があって、なんとも趣のある駅ですね。

鹿児島に来ても、山登りばかりしている私。。。
いいんです。
山が好きなんです。
ちと、しんどいけれどね。。。

御祭神
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天饒石国饒石天津日高彦火瓊瓊杵尊さん
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木花咲耶姫尊さん
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彦火火出見尊さん
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豊玉姫尊さん
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鵜鷀草葺不合尊さん
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玉依姫尊さん
新燃岳がすぐそばにあります。
せっかく近くまで行ったのに、写真を撮り忘れていました。^^;
手水舎の水が、温かかったです。
マグマ活動が続いているのかな?
・・・というか、この霧島連山一帯が温泉地だったんですよね。
坂本龍馬とお龍さんが、新婚旅行で入った温泉も近くにあったのでした。
時間があれば、私も入りたかったなぁ。。。
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話は変わりますが・・・
江戸時代、
薩摩藩では
一向宗を
キリシタン以上に厳しく取り締まっていたようです。
一向衆徒は、ここ霧島神宮の氏子の振りをして凌いだとか・・・。
島津氏は厳しかったみたいですね。
薩摩の地は、いちばん外国勢力が入って来やすい地だったのでしょうね。
薩摩弁には、その土地の人にしかわからないコードやサインが含まれていて
薩摩志士たちの結束を固める役割を果たしていたそうです。
それと、海での戦法には長けていた・・・
いろいろな意味で、明治維新では突出していた藩だったのかなと感じます。
薩摩の国は、いろいろな歴史を秘めている聖地だったんですね。
英国や周辺アジアの国々には、とても魅力的な地に映ったに違いないです。
はじめて鹿児島を訪れてみて、そんなふうに感じました。
どこもかしこも、山も水も輝いていて綺麗です。

御神木の大杉。


日が暮れてきて、すっかり肌寒くなってきました。
鹿児島の旅はこれでひとまず終了です。
次回、
宮崎へと続いていきます。
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- 2011/03/25(金) 17:39:11|
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仙巌園(せんがんえん)は鹿児島県鹿児島市吉野町字磯にある
薩摩藩主島津氏の別邸跡とその庭園です。
別名
磯庭園。
敷地面積は約5ha


とても眺めの良い庭園です。
鹿児島・観光名所のひとつ。

山の中に滝があります。
それを眺めるために、25代当主・島津重豪により観水舎が建てられていました。
その跡地へと行ってみました。

庭園は、なだらかな低地でしたが
どんどん坂のを登って山の中へと入っていきます。

観音岩と呼ばれている岩です。
巨大すぎて、写真に収まりません。。。

結構きついです。
どんどん登ります。

岩に、なにやら、いろいろと書いてあります。

筆塚です。
亀さんになっていますね。

とうとう頂上の集仙台に着きました。
とっても良い眺めです♪
桜島がくっきり。

ここから滝が見えます。

拡大するとこんな感じです。
気持ちの良い山でした。
見所たくさんの庭園と山でした。
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- 2011/03/25(金) 17:09:08|
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鹿児島中央にほど近い、
城山の遊歩道を歩いてみました。
頂上には展望台があります。
あまり時間がないために、途中までしか登りませんでしたが、気持ちの良い景色でした。




西郷洞窟です。

鶴丸城跡の裏手より。
手前の建物が黎明館です。
桜島が見えます。
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- 2011/03/25(金) 16:22:53|
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照国神社のすぐそばに
西郷どんの銅像があります。
よっ!
薩摩の英雄~!!今回の九州の旅では、行く先々で
薩摩隼人さんに親切にして頂きました。
たまたま山の中ですれ違ったバスの運転手さんには、薩摩の歴史を詳しくお聞きすることができました。
坂の途中で迷っていたら、仙人のような風貌のおじさんが「元気出せよ」とチョコをくれました。
夕暮れになって、寒い中で長い間パス待ちをしていたら、最寄りの駅までアッシーしてくれた地元のお父さんも。
みんなみんな、気さくで親切な薩摩隼人さん・・・
ありがたや~!!
皆さん、どこか、風貌が西郷さんにも似ていました。
薩摩の志士さんが後押ししてくれてたのでしょうか。。。
本当に、皆さん「渡りに船」といった感じのタイミングで顕れてくださったので
薩摩志士の魂さんが後押ししてくださったのかな・・・と感じました。

西郷どんの前を進んでいくと、
鶴丸城の跡に来ました。

どっちが、枝なのか、根っこなのか。。。
逆さまにしても同じように見える逞しい樹が城壁に。


お城の跡地は、県の「歴史資料センター」になっていました。
残念ながら、この日は「休館」でした。
黎明館だよ! 黎明たん!
篤姫の銅像もありました。
雲が後光のように見えて良い感じ。^^

裏手が庭園になっています。
薩摩義士の碑です。

義士の碑のすぐそばでは
薄墨桜が満開でした。
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- 2011/03/25(金) 16:07:38|
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鹿児島中央の近くにあります
照国神社(てるくにじんじゃ)へと御参りしました。

県下で最も多い参拝者を誇る神社なのだそうです。
初詣の参拝者も鹿児島県1位ですって。
ダイナミックです。
巨大な鳥居は功績の象徴のようです。

鶴の形に刈られています。

御祭神は、薩摩藩第11代藩主の
島津斉彬さんです。
島津家の28代当主です。
安政5年(1858年)7月に50歳で急逝。

○と+のマークを鹿児島の至る所で目にします。

さすがの、薩摩国の最大有力者さんですね。。。
なにもかもが、ダイナミックです。。。
海外交易の盛んだった薩摩の国は
街全体の歴史の中にも潤いを感じることができました。
そのぶん、諸外国との戦いも常に身近にあったんだな、、、と、妙な緊張感も湧いてきました。
いろんな意味で活性し続けてきた街みたいですね。
目の前にいつも熱く活性し続けながら存在している、あの桜島のように。
薩摩の国は、これからの新しい時代の幕開けを、どんな状態で迎えるのかな。
それもまた、薩摩のシンボル・桜島が教えてくれそうな気がしました。
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- 2011/03/25(金) 15:36:56|
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3/12に、九州新幹線が全線開通しました。
さくらに乗ってみたかったのですが、
今回は都合がつかず、
みずほに乗って、九州縦断の旅へと出かけました。
神戸から6時台の新幹線に乗って10時頃に着きました。
東京へ行くのと変わらない距離ですね。^^;

鹿児島中央駅に着くと
「若き薩摩の群像」モニュメントが迎えてくれました。
ほぼ実物大かな?
見応えのある銅像です。
江戸時代の末期に国禁を犯して海外留学を果たし
日本の近代化のために尽力した薩摩藩の青年藩士17人の銅像です。
・
使節団・監督 新納久脩(34) 家老・司法官
・使節団 寺島宗則(34) 外務卿
・使節団 五代友厚(31) 大阪商工会義所初代会頭
・学頭 町田久成(28) わが国初の博物館局長・元老院議官
・村橋久成(23) 戊辰の役の砲隊長・サッポロビール創始者
・畠山義成(23) 東京開成学校(現在の東大)初代校長
・名越時成(21) 語学教師
・鮫島尚信(21) フランス特命全権公使・外務大輔次官
・田中盛明(23) 生野鉱山局長
・中村博愛(25) オランダ公使
・森有礼(19) 初代文部大臣
・吉田清成(21) 農商務大輔次官・枢密院顧問官
・市来和彦(松村淳蔵)(24) 海軍中将
・東郷愛之進(23) 戊辰の役で戦死
・町田実積(19) 不明
・町田清次郎(15) 不明
・長沢鼎(14) アメリカのぶどう王*薩摩出身ではないからという理由で銅像に加えられなかった志士さん↓
・
高見弥一(31) 中等学校教員(土佐人)
・通訳掘孝之(22) 一行の通訳(長崎人)個人的には、出新地とかは関係なく
その土地での功績は、その土地の人たちに称えられるといいなと思います。
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鹿児島中央には、薩摩の、明治維新の史跡が数多く存在します。
観光には、主要な観光名所をくまなく廻ってくれる
一日乗車券(¥600)の市バス
「シティビュー」が便利でした。
このパスだけで、迷わないで一日じっくりと巡ることが出来て、すごく満足できました。


中央公園です。
とっても広々としています。
照国神社のすぐそばにあります。

桜島もめっちゃ近いです。
薩摩の国は、
桜島を囲んで存在している国でした。
ダイナミックです。
間近で見ることが出来て感動しました。
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- 2011/03/25(金) 15:10:19|
- 神社仏閣めぐり(鹿児島)
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