瑠璃の星☆彡

写真・イラスト・旅日記

出雲国一宮 熊野大社

熊野大社2

1/23(木)出雲国一宮 熊野大社へ参拝しました。

本殿の所在地は、島根県松江市八雲町熊野2451番

熊野大社3

出雲大社が一宮じゃないの?と思われるかもしれませんが、
こちら八雲熊野大社のほうが古い歴史を誇っています。

熊野大社は、火の発祥の神社

「日本火出初之社」(ひのもとひでぞめのやしろ)とも呼ばれています。

出雲大社とは共に、出雲国一宮とされていますが。。。

熊野大社4

こちらは、とても落ち着いた佇まいです。

火の発祥の地では、水も美しく湛えています。

父の里は出雲大社に近いけれど
母の里は熊野大社に近いのでした。

お正月などに母の実家に里帰りすると、こちらの熊野大社で初詣となることが多かったです。
出雲も熊野も、私はどちらも好きなんですけれどね。

熊野大社5

神紋は一重亀甲に「大」の文字。

祭神
伊邪那伎日真名子(いざなぎのひまなご) =「イザナギが可愛がる御子」の意
加夫呂伎熊野大神(かぶろぎくまののおおかみ) =「神聖な祖神」に鎮座地名・社名に大神とつける
櫛御気野命(くしみけぬのみこと) = 「クシ」は「奇」「ミケ」は「御食」=食物神

いずれも、素戔嗚尊(スサノオ)の別名です。

これは『出雲国造神賀詞』に出てくる神名を採用したものであり
『出雲国風土記』には「伊佐奈枳乃麻奈子坐熊野加武呂乃命(いざなひのまなご くまのにます かむろのみこと)」とある。
本来、櫛御気野命は素戔嗚尊とは無関係であったものとみられるが、
『先代旧事本紀』「神代本紀」には「出雲国熊野に坐す建速素盞嗚尊」とあり
かなり古い時代から櫛御気野命が素戔嗚尊と同一視されるようになったと考えられる。
明治に入り、本来の形に復するとして祭神名を「神祖熊野大神櫛御気野命」として素戔嗚尊の名を廃したが
後の神社明細帳では「須佐之男命、またの御名を神祖熊野大神櫛御気野命」となり、元に戻っている。

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*wikiより

熊野大社6

本殿の裏山に自生している御神木。

一部が伐られていて、地面が晒されていました。

数年前に、地すべり防止のために伐採されたそうですが
もしかして、和歌山の熊野本宮の御神木が伐採された時期と、被るのかしら。。。

そんなことが、ふと気になりました。

私はそのニュースを見ていて、非常に悲しく、同時に強い怒りが沸いてきたことを思い出しました。
和歌山の御神木伐採の時は、あのあと、台風被害と記録的な洪水が起こったんですよね。

なにか、無関係ではないような気がしてしまう。。。

山の樹を伐るときは、我が家の両親も神に祈っています。
家の裏山には荒神さんも祀ってあるし・・・それが習慣化して当たり前に成っています。

ちょっと目立ってしまっている山肌が、痛々しく見えて、気になってしまいました。

余計なお世話なのかもしれませんが。。。

・・・というか、私自身の想い癖もマズイのかも。。。
あまり怒りの意識を寄せないように、気をつけていかなくちゃ。

いろいろと想うところがある今日この頃です。

自戒。自戒。

熊野大社8

こちらは本殿の横 稲田神社です。

祭神:櫛名田比売命

足名椎命、手名椎命 他、六社合祀

ヤマタノオロチの生贄となりかけたお姫様です。
後の、スサノオさんの奥様。

ご両親とともに祀られています。

熊野大社9

荒神社
稲荷神社


伊邪那美神社も立派ですが、撮影し忘れてしまいました。
伊邪那美神社は、元々は上の宮にあった社殿なのだそうです。

イザナミさんは、スサノオさんのことを、ずっと深い愛情で気にかけていたんだろうなぁ。。。
私も母親だから、なんだかちょっと気持ちが分かるような気がしました。

熊野大社10

こちらは鑽火殿です。 鑽火祭の舞台となるところ。大正4年(1915年)造営


熊野大社の秋の大祭に、鑚火祭(さんかさい)があります。

ここには、火をつける道具の
燧杵(ひきりぎね)・燧臼(ひきりうす)が保管されています。
出雲國造の「火継式」に使われます。

出雲大社の宮司が「古伝新嘗祭」に使用する、
燧臼と燧杵を受け取るための神事を「亀太夫神事」と呼ばれていて

出雲大社では「古伝新嘗祭」のすべての食事を、燧臼と燧杵でおこした火を使ってつくるそうです。

この神事では、出雲大社が、燧臼・燧杵を受け取る代わりに『餅』を奉納するそうです。

その時に、熊野大社が『今年の餅の出来は悪い!』などとケチを付けるのが慣わしとなっているそうです。
出雲大社は、熊野大社の前では、言われるがまま、なすがまま。
出雲大社のほうが、弱い立場に立ち続けているという、なんとも不思議な神事です。


どうしてケチを付けるのかな?


亀太夫神事が終わると、餅撒きが行われ
出雲大社の宮司によって「百番の舞」が舞われます。


もしかして・・・


餅=オロチと化したモチコ姫・ハヤコ姫?

亀太夫=鶴に対する亀?

地に這うように生息している亀は、同じ地を這うように生息している蛇とイメージが被ります。
亀は、天上からの叡智を地上でキャッチして上昇していく生命体。

地に近いということは、底まで下降していけるということは
本当は、天上にもっとも近い存在なのかも。

最近はよく、そんなことを考えます。

出雲國造は、そんな役割を担ってきたのかな。

熊野側は火。
オロチは嫉妬に狂って肥大化した自我を持つ姫。

女性の中に蔓延る女性特有の悪癖の数々を「餅」に準え
劫火で焼き尽くして浄化してしまう・・・

そんな筋書きが見え隠れしている神事のような気がしました。

女性の御霊磨きというのは、本当に、大変ですから。。。

炙り出してくれる存在が居たら、それはもう神ですから。。。

熊野大社12

鑽火殿の奥です。

これは・・・火の神様なのかな。

黄色い光と
奥には紫色の光が見えましたね。

本殿よりも神懸かった場所のように感じられました。
火の神様が常駐していらっしゃるのかも。

熊野大社16

こんな感じで行われるんですね。

いちどは「亀太夫神事」の一部始終を見届けてみたいですね。

〃o(*´▽`*)o〃

熊野大社15

大祓いの火起こしも、縄文古代ちっくですね。

さすが火の発祥の神社。

熊野大社17

夏越の大祓いの写真を見ていて、またまたドキドキ。

これは、どうみてもオロチだよね。。。うわぁ。。。

熊野では、ここまで意識してお祀りされていたんですね。知らなかったよ。

スサノオさんとオロチ・・・今までずっと、気になっていたことだけれど
双方、大変な因果を背負って、ここまで歴史を重ねてきていたんですね。

あぁ、、、大変なことだなぁ。。。
ちょっと複雑な気持ちになってしまい、うまく言葉になりませんでした。

もう充分ですね。
新しい一歩を踏み出していきたいものですね。

熊野大社18

夫婦和合 連理の榊

こんなにぴったりと寄り添っている榊も珍しいよね。

テレパシックな意識の二人三脚。

私たちにも出来るよね。
きっとこれから楽しくなるよね。

そんなことを考えていました。

熊野大社14

熊野大社の元宮は、天狗山の磐座です。

600m以上登って行かないとたどり着かないので、今回は諦めてしまいましたが。
時間があれば、参拝に行きたいところです。

現在の熊野大社は「下之宮」であり
鳥居を潜ってすぐの意宇川の川上には、ふたつの象徴的な山があります。

(位置関係はgoogle mapでお確かめください)
川を挟んで三角形になる位置関係です。


天狗山=熊野山 熊野大神(スサノオ)が最初に降り立ったところ 

御笠山=最初の熊野大社「上之宮」 熊野三山の元津宮(イザナミ)



御笠山=三笠山

ちょうどタイムリーに「進撃の巨人」の話をしていて
「ヒロインのミカサは、戦艦三笠なんだよー」なんてことを言っていました。

ミカサとエレンは幼馴染。

ミカサ= イザナミ
エレン= スサノオ

そんな国津神の本質が描かれているのかなとも感じています。

戦艦三笠も日本海軍を護る大きな母体。 
兵士の傍には母が寄り添い護るのです。

進撃の巨人の巨人は、光の存在として見ることもできるけれど
悪役としての側面をみていたら、オロチ・ハタレに相違ないよね。

なんだかもうね・・・
すべてがスサノオさんに繋がってしまう今日この頃ですね。

そういう流れの中にいるんですね。

熊野大社19

桜の枝のあいだから見上げている日の丸。

眩しいなぁ。 〃o(*´▽`*)o〃

熊野大社20

熊野大社の横には八雲温泉があり、会館ではお食事もできます。

念願だった、割御の出雲蕎麦を頂きました。
やっぱり、これが出雲スタンダード。

熊野大社21

熊野大社からの帰り道 R432を走っていると
「火の樹」のモニュメントを見かけました。

走行中の車から撮影したので、形がちょっと分かりにくいですが
縦にウェーブしながら伸びている、あの棒状の建物です。

火の樹=火の性質の樹=檜 ですね。 

どういう由来で立てられたのかな?
帰ってから、調べてみました。

「八雲支所だより」によると、八雲町民の融和の象徴として設置されたそうです。

「火の樹」の4本の柱= 「未来」「伝統」「愛情」「平和」
8個の光= 「発展」「幸福」「連帯」「調和」「親切」「健康」「尊重」「努力」


そんな八雲の願いが託されているそうです。

これって、熊野大神・スサノオさんの願いそのものなのでしょうね。

とても大切なメッセージを頂きました。
これからきっと、役立てていけることだと思います。



熊野大社は、最初の火の気の神社でした。

火の気= 火の樹・ヒノキ・檜


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テーマ:神社仏閣 - ジャンル:学問・文化・芸術

  1. 2014/01/25(土) 18:50:37|
  2. 神社仏閣めぐり(島根)