瑠璃の星☆彡

写真・イラスト・旅日記

京都大原・宝泉院★勝林院 ~part.4~

京都大原詣では、~part.4~となりました。

三千院を出てから
その周辺の寺社仏閣と自然を紹介しています。

京都大原三千院~♪・・・の参道奧には、宝泉院と勝林院がありました。
今回はその様子をレポいたします。

勝林院1

こちらが勝林院です。
835年(承和2年)円仁によって開かれたと伝えられ
1013年(長和2年)寂源によって中興されたと伝えられる寺です。

古くから来迎院(←~京都大原~part.3~でご紹介)とともに、天台声明の道場でした。

本尊は、阿弥陀如来さんです。

今回はこちらの拝観はスルーいたしました。

宝泉院1

なんとなく、こちらがメインかな、、、という気がしたもので。

こちらは宝泉院です。

勝林院の僧坊です。
なので、こちらも本尊は阿弥陀如来さん。
1012年(長和2年)に創建されたそうです。

さっそく拝観してみることにしました。

七福神

大原三千院近辺には、おみやげ物屋さんがたくさんありますが、
大原女や仏像さんのグッズは数々あれど、、、、
七福神さんのグッズは、意外なほど見当たりませんでした。

やっと見つけたのが、この陶器でできている、お人形さんたちでした。

しかし、ここ宝泉院には、”宝の泉”と読んで字の如く、きっとお宝的な
なにか嬉し楽し的な、浮世離れした七福神さんにまつわる仕掛けがあるのでは、、、との期待がやみません。

それを探すのも、気ままな旅の一興だったりしますが、いかがなものでしょうか。

宝泉院2

五葉松です。

近江富士を型どる樹齢700年。京都市指定の天然記念物。
京都市内にある3つの著名な松の一つなのだそうです。
70年ほど前に高浜虚子が無住寺の宝泉院を訪れ大原や 無住の寺の 五葉の松 と詠んだそうです。

ほんとに近江富士みたいですね。

宝泉院18

やっぱりこちらでも桜が綺麗ですね。

宝泉院7

僧坊の玄関の横には小さな滝が流れています。
この手前の石って、亀さんだよね・・?

なんだか男性の・・・

え? 
みなまで言うな?

多くの人がスルーしていく中で、いろんな角度から凝視してしまう私。。。(*"Д")

宝泉院5

存在感のある石でした。

宝泉院29

大原では、あちらこちらで石楠花が花盛りです。

宝泉院10 宝泉院17

僧坊の中へと入りました。こちらの部屋には囲炉裏があります。
客殿では、お抹茶と銘菓がいただけます。(代金は拝観料に含まれています)

ここには写真がありませんが、この僧坊のメインとなる客殿は、
座って眺めると羨望が素晴らしい額縁庭園となっています。

↑上記の五葉松が間近に額物の中の絵画のように美しくみられ
盤桓園(立ち去りがたいという意味)とも呼ばれます。

宝泉院13 宝泉院14

宝泉院15 宝泉院16

ちょっとシュールなのですが・・・
客殿の縁側の天井は「血天井」と呼ばれています。

慶長五年関ヶ原合戦前、徳川の忠臣・鳥居元忠以下数百名が
豊臣の大軍と戦い伏見城中で自刃しました。
その武将達の霊をなぐさめ、自刃した床板を天井にして祀り、供養とされているのです。

自刃した兵士の、顔、足跡、鎧、、、くっきり浮き出ていますが、わかりますか?

宝泉院9

鶴亀庭園です。

江戸中期の作です。部屋から格子ごし に観賞します。
池の形が鶴、築山が亀、山茶花の古木を蓬莱山とみる名園です。
樹齢300年の沙羅双樹がたたずんでいます。

ほんとうに、鶴と亀に見えますよね。

宝泉院8

一部をアップにすると、、、亀さんの置物があります。

宝泉院33

境内に出てきました。

宝楽園と呼ばれる庭園です。
平成17年3月に宝泉院境内南側の低地に新しく誕生した庭で、
心の内なる広大な仏、神の世界を、岩組、樹花、白砂等をもって表わしています。
美しく宝の如く、そのままそこにある楽園の境を創作したものであるそうです。

地球太古の創世に遡り、その原初の海を想像されています。

宇宙の響き。神仏の世界。
三尊来迎。(阿弥陀仏、観音・勢至、両菩薩)
蓬莱山。龍稚魚。宝船石。石橋。
銀砂幽玄。百花繚乱。


そうした神仙世界を草木国土の大自然で表現されています。

宝泉院21

ほんとうに、角度を変えてみると、
宝船と蓬莱山そのものです。

これには驚きました。

物事の本質は、いろいろな角度から眺めてみて
初めてそれを知り、触れていけるのですね。

宝泉院20 宝泉院22

宝泉院23 宝泉院37

宝泉院31


七福神さんたちは、ここに降りていらっしゃったのですね。

宝泉院は、まさに神仏さんたちの宝の泉であふれる輝きの院でした。

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仏のことば

ことばだけ美しくて
実行の伴わないのは
色あって香りのない
花のようなものである

花の香りは
風に逆らっては流れない
しかし善い人の香りは
風に逆らって世に流れる

眠られない人に夜は長く
疲れた者に道は遠い
正しい教えを知らない人に
その迷いは長い

(法句経)

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  1. 2010/04/20(火) 14:50:05|
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