瑠璃の星☆彡

写真・イラスト・旅日記

饒速日命(ニギハヤヒノミコト)の聖地・私市へ

天野川30

4/22(水)饒速日命(ニギハヤヒノミコト)の聖地を巡る旅第二弾です。

天野川1

本日は、大阪府交野市にある、京阪電車・交野線の終着、私市駅からスタートです。

なんだかピラミッドと太陽のような駅舎の私市。。。
とても意味深です。

天野川2

現在の枚方市、交野市のあたり一帯は、平安時代の頃は「交野が原」と呼ばれていて、
日本に於ける七夕伝説発祥に地とされています。

平安時代初期、桓武天皇(在位:781~806年)はこの「交野が原」において北極星を祭り、
国家の安泰を祈願し、たびたび狩猟を楽しんだといわれています。

以降、貴族たちの遊猟地として栄えていたようです。

天野川3

天野川(あまのがわ)は、大阪府四條畷市と奈良県生駒市との境に発し、
大阪府枚方市で淀川に合流する一級河川です。

その流域には、七夕伝説に関わりのある地名や史跡等が多く残っています。

天野川4

『古今集』にある、在原業平が惟喬親王の狩猟の供をしていた時に詠んだ歌がありました。

『狩り暮し 棚機津女(たなばたつめ)に 宿借らむ 天の川原に 我は来にけり』

この風景を眺めながら呼読んでいると
ジブリ映画の「借り暮らしのアリエッティ」を思い出します。

かりぐらし。。。

アリエッティのお話は、人間に見つからないように、人間の住居の一部を借りて
ひっそりと平和に過ごしている小人の世界のお話。
人間に見つかってしまうと、その場をすぐに離れていかなければならない、小人族の「掟」。

そういえば、スクナヒコナの神にそっくりなキャラも居たなぁ。。。
もしかして、アイヌ民族の神話伝承に登場するコロボックルがモデルなのかもしれません。

翔 「君たちは、滅び行く人種なんでしょ?」
アリエッティ 「私たちは、そう簡単に滅びないわ・・・!」

アリエッティについては、以下にリンクしている「一本気新聞」さんのレビューが個人的に素晴らしいと想いっています。↓
私たちの、一連のニギハヤヒ旅で、感じてきたこと、大切な部分が代弁されているかのようなレビューです。
ぜひ、ご一読ください。↓

「借り暮らしのアリエッティ」 小人族の気高さはありうべき日本人の姿だったのではないのか

この地にやってきて、各地の部族をまとめて東征の軍と対峙した饒速日命と長髄彦。
滅びゆく人種の心情を、一番に共感しあえたのは、彼らではないでしょうか。

天野川は、アリエッティの世界の川にソックリです。

天野川5

街の施設だって、流れ星とか、七夕伝説にちなんだものが多いです。

天野川6

この季節で良かった♪

川に架かる「鯉のぼり」

たくさん泳いでいて、思わず顔がほころんでいきます。

天野川7

皆、川を大切にしているんですね。

天野川8

本物の鯉も泳いでいました。

w(*・o・*)w

天野川9

府民の森ほしだ園地の周辺を流れている小川。

空気も音も、とても清清しいです。

天野川10

哮が峰(たけるがみね)へと向かいます。

天野川11

天野川12

こちらが「河内国河上哮ヶ峯」と呼ばれているところです。

饒速日命(ニギハヤヒノミコト)が乗ってきたと云われている「天の磐船」の御神体

高さ12メートル、幅12メートル
船の形をした巨大な磐座(いわくら)です。

天野川13

ここで、カメラがたくさんスタンバイされていました。
何を撮影するのかと不思議に思って聞いてみたところ
ハヤブサ」の訪れを待っているのだとか。。。

飛行祖神の神社での、ハヤブサ・JAXAともこんなところで繋がっていくのかと
私たちはビックリしました。

ニギハヤヒさんを追いかけていくと、
星や宇宙との関わりは、どうしたって切り離せない土地なんだなぁ。。。

関連記事はこちらです。↓

矢田坐久志玉比古神社 (やたにますくしたまひこじんじゃ)
http://ruri87.blog18.fc2.com/blog-entry-1403.html

天野川14

哮が峰(たけるがみね)と向き合う、小さな磐座です。

天野川16

周囲にちょこちょこ、見つかります。
哮が峰(たけるがみね)を中心にして
ドルメンのように配置されているのかも。

天野川17

ピトンの小屋。

ピトンとはフランス語で、鉄製のくさびのことを云うそうです。

登山で岩の隙間に打ち込んで確保点にする ハーケン
岩の割れ目に打ち込んで使う、くさび。

日の丸が掲揚されていてちょっと嬉しいです♪

天野川18

御神体を拝んでから、その後、磐船神社へ向かうためにR168を歩きました。

道の途中で、梅ノ木伝説の場所もありました。

天神さんですね。

天野川19

ここはほんとうに、名勝だらけだわ。。。

天野川20

R168の道のトンネルと、
天野川の水のトンネルです。

ふたつのトンネルが磐船神社の前に立ちはだかるお山の中を貫いています。
まるで、二本の矢が貫いていった状態。。。


天野川21

天野川トンネルです。

これから向かう磐船神社付近は、
かつて、天野川国道168号ともに急峻・狭隘でボトルネックだったそうです。

磐船神社前の国道は離合渋滞の名所であり、
川幅も御神体の巨岩が跨ぐほど狭く、

過去にはたび重なる氾濫により、社殿・宝物などの流失が続いていたそうです。
1997年(平成9年)に道路改良工事と河川防災工事が竣工し、
磐船神社の手前でバイパスされて
河川・国道ともに、写真のように↑山中をトンネルが貫いています。

天野川22

水面が日の光にあたって、キラキラと反射して、こちらに光を向けてくれていました。
これも、縄文の水神さまからのメッセージ。

過去に氾濫で流された、宝物の煌きも、きっとこんな感じだったのかもしれませんね。
また寄せ集めて、輝かせていこう。

それは、手にとって見えるものだけではない、
真澄の心に映る光=私たちの中心の鏡なのかもしれません。

天野川23

「大きな古時計」というログハウスの喫茶店です。

磐船の、現代風の門前茶屋です。

古時計 ふるとけい

ふる・ふり=布留御魂大神 (ふるのみたま) ・御魂振り?

『先代旧事本紀』には、物部氏の鎮魂のことが記されています。
御魂を振動させる「御魂振り(みたまふり)」と「玉の緒」を結ぶことを中心として
鎮魂の御神事は執り行われるらしいです。。

「玉の緒」=「魂(たま)・命」を結び留める緒。

ふるとけい=布留との誓約(うけい)

時計は時を計る道具。
きっともう、時間が無いのでしょう。
そう云われているような気がしてなりません。

私たちは、おじいさんたち=饒速日命(ニギハヤヒノミコト)・長髄彦(ながすねひこ)との約束を
思い出して、この地でそれを果たすために、この地を巡っているのではないでしょうか。

天野川24

天野川トンネルの横道を少し逸れてくと、
磐船神社の入り口に差し掛かります。

入り口の山肌には白龍の瀧があって
激しく水音を立てて流れ落ちています。

天野川26

白龍大神さんと、八大龍王さんが祀られています。

白龍さんは国の守り神であり、磐船周辺の川の主です。
八大龍王さんも、氾濫という名の浄化の働きを担ってきたのかもしれませんね。

天野川28

私のニギハヤヒさんの聖地を巡る旅は、
関東の縄文の聖地・野川湧水を汲んで
生駒飛行祖神に届けるところから始まっていきました。

東京にある野川は、ほんとうは、=天野川だったんだね。。。

こちらの天野川のそばにある白龍の瀧に触れていると
「千と千尋の神隠し」のハクの正体を、思い出してしまいます・・・

ハクは、「コハク川」の神様という設定で
本名は「ニギハヤミコハクヌシ」。

千尋の住んでいた場所には、橋の架かった小川があった。
川を眺めていた千尋は、ハッと気付く。
この川はハクの生まれ変わりだと。。。

龍の姿のハクに乗った千尋の口から、
ハクの本当の名前が告げられる・・・

本当の名前を思い出したハクは、本来の姿を取り戻す。

物語は、トンネルを潜るところから始まります。
トンネルを抜けると、そこは異世界だった・・・
様々な潜象世界の神々たちとの交流を通して
湯婆婆から奪われた、元の名前を取り戻していく二人。

その後、ハクは千尋を元の世界へ帰るように見送り、湯婆婆のもとへ戻っていく。
千尋は、元来たトンネルを、振り返らないで潜って、現実世界へと戻っていく。
無事に抜け出したところで、エンディング。

潜象世界と現象世界へ
ふたりは、結局、別れ別れになってしまう物語だけれど
お互いに、助け、助けられた関係でありました。

ニギハヤヒさんを思うとき、
どうしてもこの「千と千尋の神隠しストーリー」と重なり合ってしまうのです。

ニギハヤヒさんも、歴史の狭間で埋没していった神様。

川の神様・また火にまつわる神様として、今も佇んでいらっしゃるならば
水や火を伝える文化歴史を紐解くことで、その本来の姿が浮かび上がって
ハッキリと顕されていくのかもしれません。

私も、見えない世界の神様たちとは
お互いに、助け、助けられる関係でありたい。。。

これから、どうしていったらいいの・・・
一緒に、歩いていきたいね。

白龍さんのお水を汲ませていただきながら
そんなことを考えていました。

天野川32

磐船神社の周辺は、山全体が磐座だらけです。
おおきな磐座が組み合わさって出来ている、不思議な磁場。

そこに流れている水は、強力な龍神さんたちの住処です。


磐船神社へとつづく。。。

テーマ:心、意識、魂、生命、人間の可能性 - ジャンル:心と身体

  1. 2015/04/23(木) 17:16:02|
  2. ニギハヤヒの軌跡旅