瑠璃の星☆彡

写真・イラスト・旅日記

摩耶山 忉利天上寺(まやさん とうりてんじょうじ)

5/15(土)のことですが、摩耶山 忉利天上寺へと行って参りました。
摩耶山は、六甲山のおとなりの山です。

天上寺1

本堂(金堂)です。

所在地: 兵庫県神戸市灘区摩耶山町2-12
山号: 佛母摩耶山
宗派: 高野山真言宗
本尊: 十一面観世音菩薩、仏母摩耶夫人尊
創建年: 大化2年(646年)
開基: 法道仙人、孝徳天皇(勅願)
別称: 天上寺

札所等:
新西国三十三箇所22番
関西花の寺二十五霊場10番
西国愛染十七霊場4番
神戸七福神布袋尊
神戸十三仏2番
摂津国三十三箇所4番
摂津国八十八箇所80番
福原西国奥の院霊場
神仏霊場巡拝の道 第69番

本尊は十一面観音菩薩像仏母摩耶夫人尊像

「十一面観音菩薩像」は一寸八分(約6cm)の黄金の秘仏で、通常は拝観できないようです。
開帳は三十三年毎に行われるそうです。
法道仙人が持参してきたものといわれ、大阪湾一円および摩耶山の四周に開けた諸国(摂津・播磨・河内・和泉・淡路等)の守護仏とされました。

中央に極彩色の愛染明王さんがいらっしゃって、ひときわ存在感がありました。

天上寺2

摩耶夫人堂です。

この日は、たまたま行ったら、たまたま仏母忌・花供養がありました。
仏となられた摩耶夫人を讃嘆し、花々を捧げる年中行事なのだそうです。

この日も良いときに来たなぁと思いました。(*´∀`*)

天上寺3

真ん中が、仏母摩耶夫人尊像です。極彩色等身大の仏像です。
1976年(昭和51年)の火災により焼失したため、新しく作られたそうです。
摩耶夫人堂は、平成14年(2002年)10月の再建です。

天上寺4

参道の石段の横に建っている、天竺堂です。

天上寺5

中の人はこちら。
摩耶夫人(お釈迦さんの生母さん)です。
摩耶夫人をご本尊とするお寺は、日本ではここ天上寺だけのようです。

女性のあらゆる難病や苦しみを救ってくださる女尊で、特に安産と子授け・子育ての守護仏として知られています。

女人守護・女人のみ寺・女人高野と称され、広く女性の信仰を集めてきました。
日本で最初に安産腹帯をお授けしたお寺でもあるそうです。

弘法大師・空海さんが渡唐した際に、梁の武帝自作の摩耶夫人尊像を持ち帰り、同寺に奉安されました。
この山が「摩耶山」と呼ばれるようになったとされるきっかけです。
寺号は摩耶夫人が転生した忉利天に因むものなのだそう。。。

鎌倉時代末期の摩耶山合戦(幕府軍対赤松氏)で知られる摩耶山城をこの寺とする説もあるそうです。


なんだか、聖徳太子さんのお母上を思い出しました。
如意輪観音さん、救世観音さん、中宮寺弥勒菩薩さん、、、
そんな仏像さんのモデルにもなっていらっしゃるそうで。
摩耶夫人の微笑みもまた、とても優しそうな感じです。

キリストさんの聖母・マリアさんと言った方がイメージは近いですね。

天上寺6

ハンカチの木です。
お花が見頃でした。ヒラヒラしている花びらで、ほんとうにハンカチっぽいですよね。

天上寺7

天上寺8

開創されたと伝えられる、インドの高僧・法道仙人です。
忉利天上寺は646年(大化2年)に孝徳天皇の勅願により開創されました。

最盛期には多くの塔頭、僧坊を抱えていたそうで、最も栄えた頃は三千の僧を擁する摂津地方第一の大寺だったと伝わっています。
宗派を越え、皇族・武将なども含め、広く信仰され、花山・正親町両天皇の御願所でもあったようです。

1976年(昭和51年)1月30日未明、賽銭泥棒による放火のため、仁王門や一部の塔頭・庫裏を除いて全焼。
現在は北方約1kmにある摩耶別山(天上寺創生の地とされる)に場所を移して再建されました。
旧境内は摩耶山歴史公園として整備されています。

天上寺10

延命地蔵菩薩さん。
病気平癒の願掛けに。。。
とても大きな像です。

天上寺11

不動明王さん。
ちょっと個性的なお顔ですよね。

天上寺12 天上寺13

境内には、カエルさんがいっぱいいるのです。

天上寺14 天上寺15

一願地蔵さんもいっぱい。

天上寺16 天上寺17

軍艦摩耶の碑も。

天上寺18 天上寺19

お賽銭箱の注意書きに、お参りした皆さんはみんな和んでいました。

天上寺20 天上寺21

石楠花の花が咲いていると、高野山っぽいです。
やっぱりここは女人高野山ですね。

沙羅樹の緑も、とっても眩しかったです。

天上寺9

摩耶山の山上なので、眺めがとってもいいですよ。
六甲山同様に、古来より摩耶山も山自体がご神体として崇められてきた霊山です。

前回訪れたときは、2~3年も前だったかな、、、?
新西国33ヶ所霊場めぐりで訪れていました。

空海さん繋がりの再度山大龍寺も近いです。
この摩耶山を中心に見たときに、西を向けば再度山大龍寺、東を向けば甲山神呪寺、という位置関係です。
きっとなにか太古より深く繋がっている秘密を、空海さんはこの六甲山系に残したのだろうな・・・と考えます。

ハイキングの途中に寄るも良し、ドライブで寄るも良し、ロープウェーで行楽も良し。
六甲山と摩耶山に遊びに行った際には、皆さんにぜひ訪れてみて頂きたいです。

テーマ:スピリチュアル・ライフ - ジャンル:ライフ

  1. 2010/05/17(月) 09:14:11|
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