瑠璃の星☆彡

写真・イラスト・旅日記

鏡作坐天照御魂神社(かがみつくりにますあまてるみたまじんじゃ)

鏡作坐天照御魂神社1

奈良県磯城郡三宅町石見にある、鏡作神社(かがみつくりじんじゃ)からスタートした
関西ホツマの皆さんと行く、「ニギハヤヒをめぐる旅 part.5」です。

次に訪れたのは、鏡作坐天照御魂神社(かがみつくりにますあまてるみたまじんじゃ)です。

所在地は、磯城郡田原本町八尾816
最寄りは近鉄奈良線田原本駅です。

鏡作坐天照御魂神社2

鏡作坐天照御魂神社(かがみつくりにますあまてるみたまじんじゃ)

祭神
神社の説明では
中央 天照国照日子火明命(旧事本紀では天照国照彦火明櫛玉饒速日命とする)
右  鏡作伊多神・石凝姥命
左  鏡作麻気神・大糠戸命(石凝姥命の父命)
摂社 鏡作坐若宮神社「天八百日命」

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由緒
この地に居住した鏡の鋳造を業とした鏡作部の氏神である。
記紀によると、崇神6年、
皇居内の天照大御神を畏れ多いとして笠縫の地に遷座せしめたとある。
八咫鏡を皇居から出したと言う事である。
その代わりの神鏡を鋳造した際の試鋳の像鏡を御祭神とした。

本物は現在の皇居の内待所に祀られているのであろう。
この神社の御神体は確かに三角縁神獣鏡であるが、
これは土が付いており、古墳から掘り出されたものと思われる。
同笵鏡が愛知県犬山市白山平の愛知県最古の東の山古墳から出土しており、
この地は、天照国照彦火明櫛玉饒速日尊の12世建稲種命の子尻綱根命を祖とする
尾張氏の系譜につながる丹羽県主の支配地である。

よく似た話であるが、和歌山市の日前国懸神宮も
天岩戸の前で使った鏡の前に作った鏡を御祭神としていると伝えられている。
「磯城郡誌」等からの推測すれば、この試作鏡は
紀の国の日前国縣神宮に持って行かれたとも理解できる。

中央の祭神は天照御魂神であり、天照国照日子火明命とされる。
尾張氏の遠祖である。

さらに右座の石凝姥命は伊多神と言われる。
穴師神社の御神体にもこの神社の鏡を祀った伝承があり、
金属生産にからむ古代のせめぎ合いがうかがわれる。

隣接する唐古・鍵遺跡からは石製の銅鐸鋳型の破片やフイゴなどが出土している。
銅鐸作成の技術者が住んでいたが、これらの技術者は
銅鐸の需要がなくなって後には銅鏡の製作に従事したものと思われる。
大和への外部勢力の侵入の物語は神武、崇神、応神天皇などが代表的であるが、
銅鐸から銅鏡へ、また倭鍛冶から韓鍛冶への技術や製品の推移に対応して行っている。

唐古遺跡からは、河内、吉備、北摂、近江、伊勢湾などの土器が出土している。
弥生時代から連綿と途切れる事がない遺物が出ている。
政治的思惑よりは技術の伝承を優先した古来からの日本人的技術者のありようを彷彿とさせる。

神奈備にようこそ! さんより引用
http://kamnavi.jp/mn/nara/kagami.htm
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鏡作坐天照御魂神社3

由緒の中に、

立春の前の日の節分に三輪山頂上から朝日が出、
立春と立冬の夕日は二上山の鞍部に落ちるとの事で、
立春と立冬の観測地であったと推測されている。


・・・とありました。

三輪山を中心に、鏡作神社も規則正しく配されているようです。

鏡作坐天照御魂神社4

鏡の役割とは、なんでしょう。

・身だしなみを整える
・表情を映したり
・メイクをなおしたりする

・誰もが持っている私たちの鏡の役割は、
日常的に使う必須アイテムでありながら、
見てくれや上辺を写し見るためだけの道具でしかない
、、、と、多くの人が思っているでしょう。

でも、本当はそれだけではなくて

顔相から、心身や精神バランスまで
そこに映る人の見えないサインを
細部まで読み取る能力に長けた、セラピストさんのように

縄文人にとっての鏡というのは、
人の心模様を、精妙に読み取るためのアイテムとして
存在していたのだと思います。

田原本町には、たくさんの鏡作神社が存在していて
ここ鏡作坐天照御魂神社(かがみつくりにますあまてるみたまじんじゃ)には
周辺集落の鏡作神社の神様が習合されています。

とても大きな神社で、
現代でも、硝子製品加工会社からの寄進も厚いです。

心を映す

物質文明に恵まれ、そこに浸りきって生きてきた私たちの心は、
縄文人の鏡には、いったい、どんなふうに映るのでしょうか。

想像してみたことはありますか。

これから製作される鏡は、めぐりめぐって
縄文自然回帰の、人のありのままを映す鏡となっていくでしょう。

また、それを製作できる人たち
鏡にいのちを吹き込める人達との出逢いで
いま、リアルタイムにそれを確信させられてもいるところです。

彼等彼女等はきっと、縄文&弥生の融合文化を、
後世に伝えてきた人たちの末裔なのかもしれません。

鏡作坐天照御魂神社5

ほんとうに、この一連の鏡作神社めぐりはタイムリーで
現代の鏡作りプロジェクトは平行し同時進行しているのです。

その製作が順調にいきますように・・・と、御祈りいたしましました。

新しい時代の鏡に光あれ。

鏡作坐天照御魂神社6

鏡作坐天照御魂神社7

鏡作神社の灯篭は、
このようなかたちの格子になっているのも特徴的でした。

◇と□が合わさっていますが、
大きさと長さのバランスが変わったら、
八芒星となります。

こんな感じです。↓
8ぼうせい

三種の神器のヤタノカカミとなりますね。

こういう部分も見逃せません。

鏡作坐天照御魂神社8

鏡作神社には、鏡の池もありました。

鏡作坐天照御魂神社9

こちらは、昨日の雨でできた、水たまり。

水たまりだって、鏡なのです。

必ず何かが映り込んで見えますよね。
この模様には、なにが見えるかな。

鏡作坐天照御魂神社10

鏡の池の前に、石がありました。

鏡作坐天照御魂神社11

この石を土台にして、鏡を磨いていたようです。

大変な力仕事だと想像してしまいます。
とても重要な、仕上げ的な作業で使われていたのでしょうね。

鏡作坐天照御魂神社12

鏡作坐天照御魂神社13

鏡作坐天照御魂神社14

本殿の奥の鏡は、遠くにありましたが、
輝いてるように見えました。

鏡作坐天照御魂神社15

さりげなく、絨毯にも、八芒星が織り込まれています。

8ぼうせい2

鏡作坐天照御魂神社17

横に設置されているおみくじにも、八芒星があります。

鏡尽くしですね。

鏡作坐天照御魂神社18

こちらの羊の絵馬は、ふたつの勾玉が描かれています。

鏡と勾玉
三種の神器が、ふたつ揃いました。

鏡作坐天照御魂神社19

古事記の編纂者、太安万侶さん。

田原本は、彼の縁の地でもあります。

鏡作坐天照御魂神社20

こんなところにも、鏡を見つけました。

私もこんなデザインの鏡が欲しくなるなあ。。。

鏡作坐天照御魂神社21

本殿が見えるところまでまわってみました。

鏡作坐天照御魂神社22

ここの屋根も、もしかして・・・

鏡作坐天照御魂神社23

やはり、鏡作神社では、
すべての社の屋根に
クロスしている神剣が掲げられています。

出雲大社の屋根造りにも似ています。

出雲や石見との関わりの深さを伝えているように感じられます。
鏡や神剣の創り部であった、物部氏の象徴なのかもしれません。

そして、羊の絵馬には勾玉が描かれていて、
三種の神器は、ここに見事に揃っていました。

う~ん、面白いですね♪

鍵の神様が祀られています。

鏡作坐天照御魂神社24

こちらは、摂社の狭依姫神社です。

鏡作坐天照御魂神社25

台風が通り過ぎ、
昨日は、にわか雨。

天からの水が、参道を綺麗に洗い流していました。

鏡作坐天照御魂神社26

古代・鏡作りに纏わる「山辺の道」を散策していると
異空間に迷い込んだような感覚になりました。

鏡作坐天照御魂神社27

縄文と弥生の移行期
大和建国
万葉の時代
奈良
鎌倉
平安
現代まで

様々にミックスされた時代の匂いを
感じ取れるような気がしました。

鏡作坐天照御魂神社28

人通りが少なくて、貸し切り状態の小路が続いていきます。

鏡作坐天照御魂神社29

ボーっと町の景色に溶け込もうとしながら歩いていると、
アストラルトリップできるんじゃないか?
・・・と意識が入りこみそうになるのですが
車の往来があるので、
そのタイミングでハッと我に返るのです。

田原本駅の近くで、
自転車に乗った見知らぬおじさんが
私たちに「ようこそ」と笑顔で呼びかけて下さいました。

そんな嬉しい歓迎も、
閑静なこの町ならではなのかもしれませせん。

人の少ない道の途上で
目立ってしまっていた私たちは
どこからみても現代から過去の都へと旅する
おのぼりさんそのものだったから。。。

鏡作坐天照御魂神社30

レトロな外観の文房具屋さん。

鏡作坐天照御魂神社31

教科書の販売店でした。

鏡作坐天照御魂神社32

ウインドウには、たくさんの昔懐かしの
そろばんや電卓の計算道具に、
書籍類やメジャーなどが、並べられていました。

鏡作坐天照御魂神社33

瑠璃色の蝶の標本もあつたりして・・・
骨董市を覗くような、ワクワクの楽しさでした。

鏡作坐天照御魂神社34

コクヨの文房具を売るお店かな。

シャッターのロゴがレトロで、引きつけられました。

日の丸と桜です。
カッコいいな♪

鏡作坐天照御魂神社35

町の教会です。

プロテスタントだったか、カトリックだったか、
看板に説明書きがあったけれど、忘れてしまいました。

あまりキリスト教には詳しくないので・・・。

窓枠がねこれまたレトロで趣があって、懐かしい雰囲気を醸しています。

寄り道するのも楽しい、鏡作りの神社巡りです。


つづく。



テーマ:心、意識、魂、生命、人間の可能性 - ジャンル:心と身体

  1. 2015/09/12(土) 17:37:32|
  2. ニギハヤヒの軌跡旅