瑠璃の星☆彡

写真・イラスト・旅日記

天照大神 ワカヒト誕生 (恵那山・血洗池)

ワカヒト誕生web用サイン入り1

生まれたばかりの天照大神(ワカヒト)を抱くイサコ(イザナミ)
祝福するココリ姫(ククリ姫)と、出産に携わった女性たち

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長野県阿智村と岐阜県中津川市にまたがる、
木曽山脈(中央アルプス)の最南端(標高2,191 m)に恵那山(えなさん)と名付けられた山があります。
恵那山の麓には恵那神社があり、イザナギとイザナミの両神が奉られていています。

恵那神社

この山は、生まれたばかりのアマテル神胞衣(えな=へその緒)を納めた場所とされています。

恵那山の裾野には、恵那神社から少し離れた場所に
胞衣を洗い清めた池である「血洗池」
今でもほんの少し、面影を残しながら、ひっそりと存在していました。

2015年12月3日(木)
伊勢神宮神代文字奉納文・保存会の大下神悦先生と、金沢の櫻井さんとともに、現地を初めて訪れました。
このイラストはそのときに、大下先生からのリクエストで生まれました。

↓ご興味のある方は、こちらの旅レポートをご覧ください。

天照大神の誕生伝説 恵那の血洗池
http://ruri87.blog18.fc2.com/blog-entry-1536.html

現地を訪ねた際に撮影した写真を元に、
血洗池の存在した位置や、磐座の配置など、イラストで、できるだけ忠実に再現してみました。

ワカヒト誕生web用サイン入り2

安岐明神御由緒と旧跡血洗池、腰掛岩の傅承

神代の或る御神 (伊装册命) 御子 (天照大神) を産み給ひ
その御胞衣 (胎児を包んでいる膜と胎盤) を洗いしに池の水赤くにぞなりけり。
血洗の池と呼名され、胞衣えなは恵那嶽に納む。
胞山の名これより起る。

我国に漢字移入以前の神代文字 (ホツマツタエ) の記録に判然として残る。
又日本名勝地誌、新撰美濃誌にも明らかなり。

産終わりて母神、岩に腰掛け、御心地爽にして、安らかにぞなり給い、
今よりこの処を安気野の里と名付けよと宣り給う。
和名抄に恵那六郷の内安岐郷はこの地に起因す。
後安気から安岐となり明治以降阿木となる。

住時は深さ五米広さ一ヘクタールの大池にして、
その周囲は古木うっそうと茂り幽邊の霊池たりしが、
宝永年間の大雨など度重なる水禍により土砂混入し、
昭和初期には一坪足らず小池となり何時しか埋没してその姿無し。

池の近くに安産を深謝して安気明神を祀る。
美濃国明神帳に恵那郡七社の内従四位上安気明神とあるは血洗神社是なり。
今天照大神、大山祇神を併せ祀る。

安産、育児、山林守護の神として霊験あらたかなること普く世人の尊崇する由縁なり。

壬申の乱 (672) の折 大海人皇子おゝあまのおうじ (天武天皇) は伊勢の大廟を拝し、
美濃地に入りて当社を遙拝して戦勝を祈願し給ふと云う。
今度改修されたる国道三六三号線は古くより東山道と三河路を結ぶ重要道路にして
俗に中馬街道とも呼ばれ明治中頃までは人馬かろうじて通る山路であり
亦式内恵那神社 (権現様) 詣での参道でもあった。
国道改修により社地の一部が道路敷地となりその代償を以て血洗神社本殿を奥深く遷座し奉り、
履舎を造営、腰掛岩の移築、血洗池の復原を育行し天皇在位六十年記念事業として之を建つ。

(昭和六十一年五月三日  血洗神社 氏子一同)


血洗池
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ホツマツタヱに記されている、
その時代の、出産に関するしきたりなどは曖昧でよくわかりません。
・・・なので、イラストで描いている細かいアイテムや衣装などは、
いまの私のイマジネーションが及ぶ範囲での表現となっています。
これが絶対の真実・正解ではないという前提で、ご覧になってください。

ワカヒト誕生web用サイン入り3

「血洗池」のそばに、出産を終えたばかりのイサナミさんが、安堵と平安な心持ちで、
天照大神(ワカヒトさま)を見つめています。
ココリ姫(ククリ姫)さんが、側で一緒にお世話をされています。
産婆さんも産後のイサナミさんを労わります。
そんなイメージが浮かびました。

血洗池web用サイン入り1

恵那山の湧き水から出来た池は、
その時代は、とても清らかな禊の水をたくさん湛えていた池だったことでしょう。

池のほとりに立っているのは
父であるイサナギ(タカヒト)さんと、祖父にあたるトヨケさんです。

胞衣を納めるための指示をしながら、
向こう側に座っている母子を見守るふたり。。。

血洗池web用サイン入り3

イサナギ(タカヒト)さんの視線の先には、光に包まれたふたりがいるのです。

実際に、その場に、イサナギ(タカヒト)さんとトヨケさんがいたのかどうかはわかりません。
ここでは、そうであったらいいなぁ~・・・と感じてしまう、私の勝手な想像で描いています。

御胞衣 (胎児を包んでいる膜と胎盤) を洗いしに池の水赤くにぞなりけり。

血洗池web用サイン入り2

血洗の池と呼名され、胞衣えなは恵那嶽に納む。
胞山の名これより起る。


健康と御多幸を願いながら、
とても大切に納められたことでしょう。

アマテル系譜

ホツマツタヱによる、天照大神(アマテル=ワカヒト)の系譜です。
(今回も、「ホツマツタエ解読ガイド」さんより引用)

血洗池web用サイン入り4

今回のイラストは、

左) イサナギ(タカヒト)の視線から見つめた → 天照大神(ワカヒト)を抱くイサナミ(イサコ)
右) イサナミ(イサコ)の視線から見つめた → 胞衣を納める女官と見守るイサナギ(タカヒト)とトヨケ


二枚でひとつの作品となりました。

国家を担い、臣民を照らしていく、新時代の夜明けを遂げる
待望のお世継ぎが遂に生まれたのです。

喜びの幅や、感動の深さは、両神も見守る人々も同じなのかもしれません。
男であるイサナギと、女であるイサナミ。
この場に流れている時間と、お互いを見つめ、思いやる気持ちは、それぞれにまた、別にあるのだとおもいます。
そういうわけで、一枚には描ききれずに、今回は二枚組みとなりました。


恵那山周辺は、日本の秘められた歴史を語るには、あまりにも重要な場所でした・・・
ご縁を頂けて、とても嬉しかったです。
お世話になった大下先生と櫻井さんに感謝します。
阿智村への旅のきっかけを下さった史郎さんにも感謝いたします。


描いていて、とても幸せな気持ちに包まれました。

どうか、多くの皆さんに、このイラストを気に入っていただけますように。

めぐりめぐって、また新たな時代に訪れた天照大神の誕生を
一緒に、お祝いしていただけたら幸いです。

テーマ:心、意識、魂、生命、人間の可能性 - ジャンル:心と身体

  1. 2016/02/01(月) 00:52:58|
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