瑠璃の星☆彡

写真・イラスト・旅日記

宮水=西宮の水   ~宮水発祥の地~

宮水1

阪神沿線の高架工事が進んでいて
最寄駅も周辺駅も綺麗に整備されています。

新しい阪神の車両に乗られることが
楽しく感じてしまう今日この頃です。

今日は阪神西宮駅で下車してお散歩してきました。

海側に向かって阪神高速神戸3号線の下を潜って歩いていくと
「宮水発祥の地」に辿り着きます。

たくさんの商店・ビル・工場が立ち並ぶ中に
水が湧き出るオアシスがあるのです。

カラカラに乾いてしまう夏だからこそ、こういうところに訪れると
自然からの恵みである水に触れられて生きる有難さを感じられます。

宮水2

宮水=西宮の水

宮水は六甲山系の清冽な水が地下に浸透して伏流となり
風化堆積した花崗岩の細砂層を流れ
この地域の地下に埋もれている貝殻層の影響を受け
カルシウムやリン成分を含有するというのがその成因説である。

宮水の湧出地域は広範囲にわたっていたが、相次ぐ天災などによって
現在ではこの周辺地域に限られるようになっている。

宮水を用いた酒造の起源は古く
天保年間西宮の雀部市右衛門
魚崎郷山邑太左衛門が、時を同じくして
宮水が清酒醸造に最適水であることを発見し
以後、西宮の醸造業は宮水によって
「秋晴れのする酒」として発達し
杜氏の技術のもとに、天下に名声を博するに至った。

この宮水の呼び名は「西宮の水」を
簡略化して呼ぶようになったのがはじまりと言われ
いまでは、環境庁より日本の名水百選に指定されており
今後ともこの貴重な宮水の保存に努めなければならない。

宮水3

「播州米に宮水、丹波杜氏に六甲颪(ろっこうおろし)、男酒の灘の生一本」

宮水(みやみず)とは、今の兵庫県西宮市の西宮神社の南東側一帯から湧出する、
日本酒つくりに適していると江戸時代後期から知られている水です。

灘五郷の酒造に欠かせない名水として知られていて
宮水を守るために、水質保全活動がなされています。

環境省の名水百選にも選ばれているのです。

ですが、知っている方は、よくご存知と思います。
・・・ここは阪神工業地帯の真っただ中です。
汚濁にまみれてしまっても
不思議ではない環境がそこにあります。

現在も名水に選ばれているということは
地元の方々の水質保全に対する意識と努力が継続されてきた証であり
今日までしっかりと護って大事にされてきたことに対して、大きな感銘を受けます。

宮水

宮水発祥の地から湧き出る伏流水は、
ふだんは蓋をされていて、見ることはできません。立ち入りも出来ませんが
お祭りやイベントなどでは、このように公開されることもあるようです。

↑こちらの画像は
西宮流・編集部便りさんからの転載です。
http://nishinomiya-style.jp/staff/?p=121

八咫鏡のカタチです。

六甲山系・夙川の伏流水=水鏡なのですね。

水を受け止めている鏡の石を眺めていると、
六甲の伏流水=六甲姫・セオリツヒメ(向津姫)の御神徳
そう伝えられているように感じられます。

宮水4

そんな美味しい宮水で醸造された
季節限定の冷酒を求めて
白鷹酒造の禄水苑を訪れました。

山邑太左衛門といえば魚崎郷の櫻正宗・櫻宴が
私の近所でなにかと立ち寄る機会があるのですが
今回は贈答用にここでしか買えない夏の限定酒を購入いたしました。

宮水5

お酒を贈り物にする機会は多いです。
受け取った方に、とても喜んでいただけます。

私自身も以前に、灘五郷に関わるお仕事をしていた時期があり
美味しいお酒とその飲み方を覚える切欠をいただきました。
それ以来、日本酒がとても好きになりました。

日本人で良かったなぁ~と、そんな時にも感じます。

宮水6

宮水7

宮水8

酒造館巡りはとても楽しいです。

阪神間の灘五郷のそれぞれの酒造館は特色豊かです。
ぜひ訪れてみてください。

宮水9

宮水発祥地からしばらく歩くと
西宮本町交差点の傍に
「蛭児大神御輿屋傳説地」の碑があります。

宮水10

蛭児大神とは、ヒルコ姫(ワカ姫)さまです。

恵比寿さんも習合されて
西宮神社の御祭神として
いまもこうして宮水発祥の地で大事に護られています。

宮水11

白鹿の清酒・山田錦がふたつ。
お供えされていました。

二姫はここ六甲山麓の地で
ずっと私たちと共に生きているのです。

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  1. 2017/07/25(火) 16:49:43|
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