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瑠璃の星☆彡

写真・イラスト・旅日記

ホピ丸十字とキリスト意識

アメリカ先住民「ホピ族」の予言を伝える、ランド・アンド・ライフの辰巳玲子さんと、
ヨーロッパ精神史研究所の小林直生先生にお会いしました。

こちらが辰巳玲子さんの
Land and Life(ランド・アンド・ライフ)です。

1986年に製作されたドキュメンタリー映画「ホピの予言」公開に伴い、
監督の宮田雪氏を代表とし、翻訳家・北山耕平氏の協力を得て、非営利団体として発足されました。
ネイティブ・アメリカンのホピ族をはじめとする地球に植え付けられた伝統的な人々ー地球人ーの、
自然(ナチュラル)にそった、質素(シンプル)で、精神的(スピリチュアル)な暮らし方や文化を再生させ、
大地と生命のふたつをあわせて守っていくことを目的とされています。


ホピのシンボル@辰巳玲子さん
(シンボルはLand and Lifeよりお借りしています)

いまとても知りたかった先住民族と宗教のお話です。
シェアして頂ける機会に恵まれて、とても感謝しています。

小林直生先生は、北海道札幌市のご出身。
24歳でドイツに留学されて、以後、23年間シュタイナーを学ばれたそうです。

シュタイナーの「キリスト社共同体」の牧師・司祭を務められ、
帰国してからは東京にコミュニティをつくったり、2009年には大阪にも建てられたそうです。

「キリスト社共同体」とは、信仰を前提にしないキリスト教会のことで
教義もドグマも存在しないそうです。

シュタイナーの神智学から継承された
キリスト教のなかの神秘思想について教えて頂きました。

それはどうやら、アメリカ先住民の「ホピ族」の生き方にも通じるようです。

ホピ族は、自分たちが世界のひな形であると、「未来へ続く道」を「予言」に込めて伝えてきました。
ホピの長老たちを後継していく若い先住民は年々減っていってる現状のようです。

キリスト教は世界で最も信者の多い宗教ですが
コミュニティもいろいろで、一概に一括りにはできません。

宗教の名のもとに、ローマン・カトリックは、カタリ派を異端とし、
フランス・モンセギュールで大虐殺。1000人を火刑にしたという史実もあるようです。

アメリカに入って宗教教義を掲げた白人たちは、
先住の「ホピ族」を含むアメリカインディアンを大虐殺しました。
先住民族は精神の自由をキリスト教よって奪われたのです。

キリストはそれを望んだのでしょうか?
キリスト意識とはいったい何なのでしょうか?

誰もが疑問に感じると思います。

日本人は古神道(八百万の神)とともに在る
と思えば、なおさらに・・・・

辰巳玲子さんは、映画「ホピの予言」の上映会をポーランドで開催したことがあるそうです。
ポーランドでは、アメリカインディアンフェスティバルが42年間も継続して開催されてきたそうです。
そこでの「ホピの予言」上映会は、現地で鑑賞した多くの方が感銘を受けられた、
素晴らしい上映会となったようです。

どうしてポーランドなのでしょうか?
そこにはインディアンはほとんどいないけれど、キリスト教国に馴染めない人たちが
ホピ族のことを知って、集いを持つことで共鳴が生まれていくようです。

ホピの教えや生き方は、アウシュヴィッツ=ビルケナウ・ナチス強制収容所の記憶を
刻み込まれて生きてきたポーランドの人々の心には、深いところまで響いていくようです。
辰巳さんのお話に触れていると、心に温かいものが広がりました。

シュタイナーは4世紀にキリスト教は無くなったと言います。
東ローマ・ビザンチンが国教にしたために、本来の「キリスト意識」というものは消えてしまったと。

宗教は「愛」そのものであるのに「正義」を言い出したら、そこから殺戮が始まっていく。

福音に献身する人たちのことを、「キリスト教原理主義」と呼ぶそうですが

福音派(evangelical)
=古代ギリシャ語でεὐαγγέλιον(エヴァンゲリオン)

「正義の女神」の名のもとに牧師たちは、インディアンを殺していきました。

人間は孤独だと感じるとき、霊的な支えが欲しいと望みます。
ほんとうの「愛」を知るために、これまで彷徨ってきたのですよね。

Ilove you =自分と異なる存在を引き寄せます
Ilike you =同質だから好きですが異質であれば別れます


自分と他者との違いを、喜びとして受け入れること。
それがほんとうの「愛」なんだ・・・と、小林先生は仰います。

私も以上のお話を聞いたときに、心の底から頷けました。

様々な宗教が生まれていっても、みんな自由です。
ひとりひとりの孤独が愛に包まれたら、犠牲もないはずです。

そんなキリスト意識を、普遍的に伝えていったもの。繋いできたもの。
これからも続いていくもの。神宿るもの・・・
それがシンボルでした。

丸十字

島津の丸十字・ケルト十字・太陽の十字架・・
ほかにもいろいろ、精霊と共存する、神道に触れる
小泉八雲の世界でもあります。

精霊・自然霊は、底辺に在りながらも、もっとも高いところに繋がっています。

高みに昇るなら下っていけとも言います。

エメラルドタブレットという石板に刻まれた 
『上なる如く下もまた然り』

そのメッセージも、シンボルに秘められているのかもしれません。

ずっとシンボルの作用は働いてきたということですね。

「キリスト意識」に繋がる人たちは、このシンボルを畏れ敬いながら生きていたようです。
納得させる力があるのでしょう。

ヨハネの福音書・第20章

わたしは、わたしの父
またあなたがたの父であってわたしの神
またあなたがたの神であられるかたのみもとへ上って行く


このメッセージは、

『どこにでもいるんだよ』
『いつも共にいるよ』


いつも「キリスト意識」が包むよ
孤独ではないんだよ・・・


そんなメッセージです。

私がカタカムナやホツマツタヱに出会って、気付いて、教えて頂いたこと・・・
ヨハネはまた、「言霊48音」でもあるということです。

キリスト意識(グレートスピリット)は、シンボルによって普遍的に伝えられてきました。
それにより、人類のあらゆる言語によって理解できるものとなり
全世界の言葉で認識されうる存在となりました。

聖霊降臨祭(ペンテコステ)のはじまりは、48音が鍵だったとも言えると思います。

孤独から生まれた宗教の時代を経験し、あらゆる違いを乗り越えて
ほんとうの愛を広げていくとき

まったく新しい人類文化が花開いて、創造性の花が咲き誇るとき

「キリスト意識」は人類普遍のものとなり、そのとき私たちは太陽の光を受けながら
アルカイックスマイルを浮かべて、歩いていることと思います。


白鳩
(白鳩 2010年10月皇居千鳥ヶ淵で撮影)



テーマ:心、意識、魂、生命、人間の可能性 - ジャンル:心と身体

  1. 2018/11/30(金) 19:31:21|
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