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瑠璃の星☆彡

写真・イラスト・旅日記

Project Phoenix 2019 【21】 ベネツィアの聖母マリア

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10/8 ベネネツィア本島を歩いています。

海に抱かれてる感じが良いのかな。
心地よいです。

カナル・グランデに架かる橋から、ラグーナにひしめく建物を眺めて
どんな角度で撮影したら一番よく映えるのか
デジカメを向けている瞬間、幸福感が溢れました。

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人の流れによって、運河の水色も変わっていくのでしょう。

旅行パンフレットの中の、水の都・ベネツィアは
綺麗に加工されまくっているので、
実際に目の当たりにする景色には正直ガッカリする場面もあるけれど。
そのギャップの中の問題を考えさせられます。

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サン・ポーロ地区に建っている
サンタ・マリア・グロリオーザ・デイ・フラーリ聖堂です。
(Basilica di Santa Maria Gloriosa dei Frari)

イタリア・ゴシック様式の煉瓦づくり。
外観は巨大だけれど、落ち着いていて地味な印象の教会でした。

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この教会は外観の地味さとは裏腹に・・・
『聖母の被昇天』に献堂された麗しい内観でした。

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聖母の被昇天、とは・・・

聖母マリアがその人生の終わりに、
肉体と霊魂を伴って天国にあげられたという信仰で
祝祭日は8月15日。

8/15は、何度も書いてる気がしますが
日本の歴史の大事な転換点。終戦の日。

マリアさま祝祭日に、
それまで戦い抜いてきた魂たちに、新しい道を示された。
そんな日と捉えることもできると思います。

神道もキリスト教も関係なく
その数が示す意味を見つめていると、
地球を丸く包み込んで命を育む大海原の意識を胸に、
これからの歴史を紡いでいかなければ・・・と感じます。

ベネツィアでは、島を囲んでいる海こそが
聖母マリアの象徴なんでしょうね。

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ここには、ティツィアーノ・ヴェチェッリオ作の
『聖母被昇天』が収蔵されていました。

ティツィアーノは、
『星々を従える太陽』と呼ばれていたそうです。

聖母をモチーフにした絵画をたくさん残していて、
その中には、白いウサギが描かれていたものがあります。

ウサギは月や母性を象徴していて
私も、瀬織津姫や八神姫とウサギの組み合わせで
いくつか絵を描いてきました。

このティツィアーノの『聖母被昇天』は、衣装もとても印象的です。

10/22に、新天皇の「即位礼正殿の儀」が執り行われました。
来月にはいよいよ「大嘗祭」です。

飛翔しているマリアさまの衣装は、時期が時期だけに、
私には、天皇陛下が御召しになる黄櫨染御袍に見えたり、
麁服にも感じられたりもします。

豊かな色味を帯びて、輝きを纏っての飛翔。

ティツィアーノは、ルネサンス期のヴェネツィアで高い評価を博している画家です。

海に映る太陽の光に
聖母マリアの御心を描き出したのかもしれません。

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ベネツィア派を代表する画家さんたちの
聖母マリアの絵画が四方八方のの祭壇に並んでいます。

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張り付けのキリスト像が現れたら、それを見ているのは忍びなくて、
長くはそこに居られない、、、と感じることが多いのですが
ここは、ほっとする空間でした。

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母性で包んでいく・・・
再びそんな時代が巡っています。

ルネサンス時代のマリアさまの絵画作品を、
たくさん遺してくださって見せて頂き、ありがとうございました。

ベネツィアで守ってこられた歴史に、感謝。

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サンタ・マリア・グロリオーザ・デイ・フラーリ聖堂は、
とくに印象的だったマリアの聖堂でした。

ほかにもいくつか見て回りましたが
海の景色と一体になった教会は素晴らしいロケーションでした。


テーマ:心、意識、魂、生命、人間の可能性 - ジャンル:心と身体

  1. 2019/10/26(土) 08:36:43|
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