瑠璃の星☆彡

写真・イラスト・旅日記

石切 恵日山・千手寺(えにちざん・せんじゅうじ)

3/4(金)大阪は生駒山麓の、石切神社周辺を歩きました。

かなりタイムラグがあってスミマセン。^^;

最近、更新が追いついていかないです。
いろいろと慌ただしいです。

石切2

石切参道商店街には、たくさんのお寺があります。

唐突に、巨大な大仏さんなんかにも遭遇して、ちょっとビックリな空間です。
街全体が、多神教&多信仰の重奏パラレルワールドといった具合です。

四天王寺も様々な宗教国家の縮図といったカオスな感じでしたが、
ここ石切さんは、、、、というか、生駒山麓全体が、それにも近い独特の雰囲気を醸していました。

・・・・もっと雑多な感じでしょうか。

実際、新興宗教施設や、朝鮮寺なども多いようです。
占い屋さんもあちこちにあります。

個人的には、日本古来の、自然発生的な信仰対象からは大きく外れているもの
それに囲まれている空間というのは、居心地が良くないんです・・・。

かなり苦手。
離れたくなります。

そういう意味では、ここは異次元でした。

千手寺1

そんな中にあって、なんとなく、ちょっと寄ってみようかな、と感じるところもあります。

千手寺(せんじゅうじ)というお寺に寄ってみました。

山号: 恵日山(えにちざん)
本尊: 千手観音
創建: 白鳳時代
開基: 役行者
宗派: 真言宗(単立)



今から約1300年前に、笠置山の千手窟で修行していた役行者さんが、
神炎に導かれて当地に来て千手観音さんに出会ったそうです。

寺は平安初期に焼失してしまいますが、
在原業平(ありわらのなりひら)さんによって復興されました。


千手寺2

本堂(光堂)と護摩堂(旧開山堂)

御本尊の千手観音さんは、
正平十二年(1357)に奈良興福寺の大仏師・康成(こうせい)さんが造立したもの。

護摩堂の不動明王さんは、生駒山宝山寺湛海律師の作。

千手寺3



千手寺4

平安時代の初め、弘法大師・空海さんがこの寺に止宿した際に、
善女竜王さんが夢に現れて、補陀落山の香木を与えてくれたそうです。

この香木で空海さんは千手観音像を彫り、御本尊とされました。

その後、維喬親王(これたかしんのう:844~897)の乱で堂宇は焼失。

千手観音は深野池(現大東市鴻池新田あたりにあった)に自ら飛入り、
夜ごとに放つ光を見た在原業平さんがこれを奉出して、これを御本尊として寺を再建したと伝えられています。


・・・千手観音さんの伝説でした。


石切周辺には、たくさんの目立った神社仏閣が存在しています。

この千手寺は、気が付かなくて通り過ぎてしまいそうな
とても地味で小さなお寺でした。

興味深い伝説に
歴史上のさまざまな人物が関わっていて面白いです。

千手寺5

お庭に、紫のクリスマスローズが咲いていました。

ここにも、イエスキリスト(イスキリ)さんが佇んでいらっしゃるのかなと感じました。

テーマ:史跡・神社・仏閣 - ジャンル:写真

  1. 2011/03/07(月) 08:58:55|
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