瑠璃の星☆彡

写真・イラスト・旅日記

近江国(おうみのくに) part.3 石山寺

石山寺5

7/22(日)滋賀県大津の瀬田川沿いを歩いてきました。
佐久奈度神社→立木観音→石山寺へ。
瀬田川沿いの聖地巡りは
JR石山駅から出ている京阪バス(1系統大石小学校行)で移動出来るので
車のない独りきりの歩き旅でも、楽々スムーズに巡ることが出来ます。

今回は、西国観音霊場・札所のひとつである石山寺です。

ここは33ヶ所の西国霊場の中でも
私の最もお気に入りの場所のひとつです。

見どころがいっぱいあるんです♪

石山寺2

とても大きな天平時代の大寺院です。
大きい・広い・文化財も史跡も盛りだくさん。

でも、それよりも、もっとも魅力的なところは
水と緑と岩場の宝庫なところです。

↑こちらの画像は、金龍社にて。

江戸時代中期に、大日如来の化身で竜族の長である金龍竜王が姿を現したとされる池です。

スモーキーな池だけれど、水面は鏡のように周囲の草木を映しています。
鯉もまるで金龍のよう。。。(*"Д")

鯉が動いて、水の中を見え隠れしている様は
床の間の掛け軸のように、ゆったりと眺めていたいような気持ちにさせられます。

石山寺21

手水舎も素敵なのです。

池の中にあって、ここでも鯉が周囲を泳いでいます。

石山寺6

とても人懐っこい感じ。

石山寺27

本堂は、岩場の中にあります。

滋賀県最古の木造建築物とされているそうです。
御本尊は、如意輪観世音菩薩
安産・福徳・縁結びの観音さまです。


この大きな石の山は、国の天然記念物です。

硅灰石というそうです。
このように大きな硅灰石となっているのは珍しいそうです。
硅灰石は、石灰岩が地中から突出した花崗岩と接触し、その熱作用のために変質したもの。

まさに石山ですね。

石山寺の名称の由来です。

ほんとうに、大きいですよ~。(*"Д")

石山寺28

あっ 瑠璃たん発見・・・!

天然記念物の上で出逢うとは。

あなたも国宝級なのね~。 (//≧▽≦//)

石山寺8


石山寺の創立は、東大寺大仏造立のための黄金の不足を愁えた聖武天皇
ここに伽藍を建てて如意輪法を修すようにとの夢告を受け
良弁僧正を開基として開かれました。

石山寺9

いろいろな歴史を持っている寺院です。

縄文早期の土器や石器類、人骨などが発掘されていたり
源平の乱では源頼朝さんが、多宝塔(国宝)、東大門、鐘楼などを寄進していたり
近江浅井氏の娘であった淀殿が、慶長年間に礼堂や東大門を再建していたり
後白河天皇以下歴代天皇の玉座があったり
芭蕉庵があって芭蕉さんの句がたくさん残っていたり
近代では島崎藤村さんの書斎になっていた庵もあります。

石山寺は、いろいろな歴史を秘めた寺です。

石山寺17

私が石山寺に持った印象を
ひと言で例えるなら”インスピレーションの泉寺”でしょうか。

ここに来ると、芸術的なこと、文化的なこと
なにか創造的・創作的なことを始めたくなるような場所なのです。

これは、2010年に出た、VOICEさん出版の「パワースポットニッポン」の中でも
同じことを書いていたと思います。

すでに創造的なことを始めていつつも
もしもいま、停滞していたり、スランプだったりしていたとしたら
このような場所をのんびりと散策してみると
閃きやアイデアがどんどん涌いてくるかと思います。

石山寺には、光堂があります。

紫式部さんは、ここで歴史的ベストセラー「源氏物語」を描き上げました。

また、清少納言さんや、和泉式部さん、
『蜻蛉日記』の藤原道綱さんの母
『更級日記』の菅原孝標さんの女さんなども
石山寺のことを日記や随筆に記しています。


観音様は感応の仏様。

如意輪観世音菩薩さんは、平安時代の女流作家さんたちに
和製ルネッサンスを大きく花開かせてくださった観音様と言えるのかも知れません。

水・緑・石

それらが光る場所では花も美しく咲き誇ります。

私たちの感性もそれに触れていると花開くのは自然の理なのだと思います。

石山寺12

八大龍王さんの池へ行ってみました。

本堂や天然記念物の石の周辺にはたくさんの人々がお参りされていますが
こちらへ来る人は、あまりいないようです。

ひっそりとしています。

もっとも気温の高い、正午頃に歩いたのですが、
まるで早朝か夕方のような静けさと涼しさです。

石山寺13

こちらが、龍穴の池です。

石山寺14

この木がすごい。

龍神さんの形そのものですね。(*"Д")

石山寺15

この岩に座って龍神さんと対話したい。。。

石山寺16

甘露の滝です。

また正面から写しちゃった。(//≧▽≦//)

石山寺18

境内には瀬田川を展望出来るポイントもあります。

瀬田川沿いは、どこを歩いても、本当に綺麗なエメラルドグリーンですね。

石山寺19

ふと、足が止まったところは若宮でした。

平成14年の建立ということで、本当に若いお宮さんですね。

ここには祭神に天照皇大神を拝し、大友皇子(弘文天皇)が祀られています。
壬申の乱の折、この地に葬られ古来より寺僧により
手厚く密かに御供養されてきたそうです。

若くして命を落とした皇子。

親神の三十八所権現社は、見守るような位置に、岩の上に建立されています。


青い光が射していました。

とても綺麗でした。。。

石山寺22

御神木の杉の木。

大きかったですーーーー。 w(*・o・*)w

創建の天平時代から育っていたようですよ。

石山寺23

この祠の奧にも杉か檜の老木があるのですが

すごくパワフルな氣を放っていましたよ。

石山寺29

石山寺の参拝を終えて、バス停に行くと
藤棚があって、紫の花が咲いていました。

季節はずれの、藤紫かぁ。

藤原家に仕えた紫式部さんのサインかな。

藤は、瀬織津姫さんでもありますね。

最後に素敵なプレゼントを頂いた気分でした。

ありがとうございます♪

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最後に動画もご覧下さい。

龍穴の池



甘露の滝


テーマ:史跡・神社・仏閣 - ジャンル:写真

  1. 2012/07/24(火) 12:59:08|
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