瑠璃の星☆彡

写真・イラスト・旅日記

布引の滝と山姫の歌

布引滝1

久し振りに、新神戸の布引の滝へ行って来ました。

滝の下流に、最初に架かっている橋の上から見たところです。

生田川へと続く谷川です。

断層に沿って流れています。
大地がずれて動いたんですね。
少し掘り込まれている感じ。分かるでしょうか。

岩は潰されて、柔らかくなり
水に削り取られやすいのだそうです。

上流の東西の断層と、雌滝を通る南北の断層が交わって
流れが大きくうねっているところがあります。

目に入るところだけを見ていても
自然への畏敬の念が湧いてきます。

見えないところは
どんなふうになっているのかな・・・?

山の地形は、私たちが思うよりも、ずっと複雑なんですね。。。

地形が変われば、自然の表情もダイナミックに代わり
新鮮な新しい表情を覗かせてくれます。

新しい創造であり誕生でもあります。
私たちは祝福するべきではないでしょうか。

布引滝2

こちらは雌滝です。

布引滝4

たち縫はぬ 紅葉の衣そめ出でて 何山姫の布引きの滝
(たちぬわぬ衣は、無縫の天衣であり 山姫は山の女神を意味する)
順徳院

さらしけむ 甲斐もあるかな山姫の たづねて来つる布引の滝
(滝の水の落下する様子を白布をさらすのにたとえ「来つる」に「着つる」をかけている 山姫は山の女神を意味する)
藤原忠通(藤原師実?)

布引滝5

すこし上流へと歩いていくと、水面が、逆ハートに光っていました。

ちょっと、ほっこり♪ (*´∀`*)

布引滝7

布引滝10

こちらは、 鼓滝です。

布引滝8

ぬしなくて晒せる布を棚はたに 我こころとやけふはかさまし
(誰も持ち主なくて晒している白布(滝) 今日は七夕の日だから あの織女にかしてやろう)
橘長盛


布引の滝の白糸わくらばに訪ひ来る人も幾代経ぬらむ
(たまに訪ね来る人も どの位年代を経たものであろうか 長年月 人々から愛されてきた布引の滝)
藤原行能

布引滝13

高い木は、アラカシ
低い木は、ネズミモチやアオキ

地面には、シダの仲間やワラビの仲間

この組み合わせは日本の暖帯林(照葉樹林)を代表するひとつのタイプなのだそうです。

人間の手の入らない自然そのままの林の植生があります。

布引滝14

高さ19メートル。大きな雄滝に到着しました。

・布引の滝
・那智の滝
・華厳の滝


日本の三大神滝です。

そんなダイナミックな滝が近所にあって
好きな時に眺めに来ることが出来るのは幸せです。

しかし、ここは神の国・日本です。

その森の奥地には、前人未踏の大きな滝が
まだ誰にも知られることなく
ひっそりと存在しているに違いない
・・・そんなふうに思っています。

布引滝15

中心の窪みの底は、竜宮城へと続いているとか・・・。

布引滝16

昨日ここへ訪れて、竜宮城と、3.11で被災した東北沿岸部との繋がりを考えていたら
帰宅してしばらくすると、三陸沖で激しい揺れ(M7.3)がありました。

ちょっとこのシンクロには驚きました。

布引滝17

雄滝から流れ落ちるのは夫婦滝です。

流れ落ちる水にも
動と静の勢いの差があります。

久かたの 天津乙女の夏衣 雲井にさらす布引の滝
(天女の夏衣に見立てた 大空にさらす白布(滝))
藤原有家

山姫の嶺の梢にひきかけて 晒せる布や滝の白波
(人間の手によるものでなく この滝水は山の女神が嶺の梢にひきかけて 山の斜面にさらした白布である)
源俊頼

布引滝18

布引の滝を、さらに上流へと登っていくと、巨大なダムがあります。

そちらのほうにも行ってみました。

布引滝19

上ばかり見てしまう。。。

布引滝21

途中に、龍神さんが祀られています。

布引滝23

とても目映い光に、圧倒されました。 (*"Д")


・・・つづきます。


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  1. 2012/12/08(土) 16:26:07|
  2. 自然(六甲)